ピオーネのジベレリン作業

昨日からトンネルピオーネのジベレリン作業に入りました。

ジベレリン作業とは。。。
ジベレリンという植物ホルモンをぶどうの房ひとつひとつに
漬けていき、ぶどうの成長を促進させるのです。

このジベレリン液は２回つけますが、一回目は成長促進のため
２回目は種無しにするためなので、種ありの巨峰などには
この処理はしません。


このジベレリンをつける時期というのは、花が咲ききった状態の時でないと
いけないため、ひとつずつチェックしながらつけていくのです。





ここまで咲ききっていたらＯＫ。
この時期を過ぎてしまうと花が流れてしまうし、あまりに早くても
成長促進の効果があまりないため、この時期の見極めが
これからの成長のカギを握るわけですね。

ただ、ぶどうも個体差があるためきれいに咲ききっているものと
まだのものといろいろあります。
それは、木によって違うこともあるし、となりの枝同士なのに
成長の進み具合が違うこともあります。


そのため、２，３回まわってひとつひとつチェックしなくては
いけないのです。

上の方にひとかたまり残しているのは、一回目のときに
ジベレリンを漬けたかどうかの見極めのしるしなのです。
ジベレリンを漬けたら、このしるしをはずすと
「１回目処理おわり」ということになります。






はい！これで１回目完了。

トンネルのピオーネは我が園ＮＯ１のぶどうの多さなので
みんなでこの作業をやっても２，３日はかかります。
その間に花が咲ききってしまうこともあったり。。。

明日でなんとか終わりそうです。

そういえば、
トンネルピオーネまで行き着く間にりんごめーっけ。

もうほんのり赤みがついていまーす♪