房作り

さいきん朝晩は涼しくて昼は暑いという、１日のうちでかなり気温差のある毎日。
これから、また蒸し暑くなるとのこと・・・いやだなぁ。。。

さて、今日からハウスの中のぶどうの房作りに入りました。
房作りとは、簡単に言えばぶどうをかっこいい形の房に揃えることですね。
まぁ房の形を揃えると言うより、粒と粒がギチギチにならないよう、
ある程度の隙間を作るために、適当な間隔で粒を抜いていくのです。
そうするとこによって、粒のひとつひとつが大きくなりやすくなって
必然的に房全体が大きくなるわけです。

まずは、無核巨峰（種無し巨峰）



これは、すでに房作りをしたあとです。
種ありの巨峰だと、もっとタラッと垂れた感じの房になりますが
ジベレリン処理をしているため、種無しはパキッとした感じに
なります。

次は、去年からちょっとファンが増えつつある翠峰。



翠峰は、ちょっと粒が長いです。今年は、ちょっと数が少ないかも？

農作業をしていると、よく木の上に鳥の巣があります。
もちろん鳥が勝手に巣を作っているわけですが、ハウスにも
一個ありました。

　

なんと・・・もうすでにヒナがかえっています。
つい先日卵をＵＰしたと思いますが、いつのまにかヒナが
かえっていたのです。
人間が巣に近づくと親鳥は、とてもおもしろい行動に出ます。

わざと人間に見えるように巣から降りてヨタヨタと歩くのです。
そして、人間が自分に近づくとバッと飛んではまたヨタヨタと
歩く・・・こうやって、人間を巣から離してヒナたちを
守ろうとしているらしいのです。
このヨタヨタと歩く姿をまだ私は見たことないのですが
とうちゃんたちは何回かお目にかかったことがあるとのこと。
「これがホントの千鳥足かぁ・・・」と思ったそう。
子供を守ろうとする親の気持ちは、人間も鳥も変わりはないですね。

でも、「巣がある」と思って人間が近づくと、へびがそれに
気づいてこれ幸いとヒナを食べてしまったりすることもあるらしい。
ぶどうに危害を加える鳥でなければ、なるべくそぉーっと
しておいてやるのが良さそうです。